皆さま、ごきげんいかがでしょうか。
いつも、ご覧いただきありがとうございます。
美の国 金沢より発信をしております
マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
前回に引き続き、今月開催の「フランス料理のテーブルマナーとワインとチーズのマリアージュセミナー」にちなんでフランス料理についてお話をしていきます。
フランス料理と言えば、コース形式で1皿ずつ出され高級&堅苦しいイメージがあります。
しかし、このコース形式でお料理が提供され初めたのは以外にも最近の事なのです。
●コース形式でお料理が提供されたのはロシアからの逆輸入
前回はフランス料理の基礎を気付いたのは16世紀半ばにイタリアのメディチ家からフランス王アンリ2世へ嫁いだカトリーヌだとお話をしました。
当時は焼いたり、煮たりしただけの肉や野菜を洗練された料理へと進化させていきましたが、食事の形式は大皿料理でした。また、カトリーヌが嫁ぐ前は手づかみで食べていたのをナイフやフォークが伝えられて今の様に料理を食べるようになりました。
大皿に盛られた料理は、温かい料理も冷めてしまい冷たい料理はぬるくなってから食べる事もありました。
それが、19世紀後半にロシアで宮廷料理人をしていたフランス人シェフがフランスに戻ってから広まったと言われています。その当時はロシア形式と呼ばれ、1皿ずつ料理を提供することで温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま頂けるというメリットがあります。ロシアではフランス以上に寒い気候なので温かい料理が冷めないようにという工夫から1皿ずつ出すようになったそうです。
●フランス料理のコース料理とは
フランスでは改まった席ではテーブルクロスを掛けて決まった順番で料理を1皿ずつ提供します。この形式をコースと呼ばれます。食事の内容に合わせてワインも楽しみますので、フランス料理にとってワインは切り離せない関係だと言えます。
フルコースの順番としては
- 前菜
- スープ
- 魚料理
- グラニテ
- 肉料理
- チーズ
- デザート
- 温かい飲み物
このような順番で提供されますが、この中で省略される省略型のコースもあります。
ランチタイムだとほとんどが省略コースで提供されているので、こちらの方が身近に感じられるのではないでしょうか。また、品数も少ないので時間も短時間でいただく事が出来ます。フルコースでいただくと長時間になり3時間以上は掛かってしまいます。
その他にも好きな料理を単品で頼むことができる「ア・ラ・カルト」も用意されている事もあるので、自分で好きな料理を選んでいってコース形式で楽しむのもおススメです。
私も今までに国内外様々なレストランを訪れました。その際にコース料理でいただく事もあるのですが、自分で好きな料理を組み合わせて独自のコースを組み立てていただくのも楽しみの1つです。プライベートブログでは時々 その時のシチュエーションに合わせてお料理とマナーを一緒にご紹介しています。
よろしければこちらもご覧ください
●話題の森のグランオーベルジュ 「THE HIRAMATSU軽井沢御代田」地元食材を使ったDinner 編 レストランを楽しむポイントもご紹介
●【帝国ホテル上高地 メインダイニングでのディナー】フランス料理フルコースのいただき方 編
早川由紀先生をお迎えして「フランス料理とワインとチーズのマリアージュセミナー」開催いたします
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
公式LINE@に登録されますと、投稿のタイミングを直接お知らせいたします。
ID @fkb8886c
■オンラインサロンメンバー募集中
Atelier Juillet無料オンラインサロン開設いたしました(女性限定/Facebookグループ)。
こちらのサロンでは、各種レッスンのオンライン公開や芸術のシェア、そして、公開できないプライベート情報なども公開していきます