■Epi.252　『素敵なマダムになるためのとっておきな秘訣』　6月16日は「和菓子の日」！心と体に優しい和スイーツで、ほっと一息つきませんか？　編

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旅するマナー講師＆印象コンサルタントの砂田ちなつです

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皆さま、ごきげんよう！
毎日を忙しく過ごす中で、ふと甘いものが恋しくなることはありませんか？今日、6月16日は、実は「和菓子の日」なんです。この素敵な日について、皆さんと一緒に掘り下げていきたいと思います。

■「和菓子の日」ってどんな日？

「和菓子の日」とは、日本の伝統的なお菓子である和菓子の魅力を再認識し、その文化を後世に伝えることを目的として制定されました。普段あまり意識することのない記念日かもしれませんが、この機会に和菓子に触れることで、日本の美しい四季や繊細な美意識を感じることができますよ。

■その起源は、なんと平安時代！

「和菓子の日」の起源は、今から1100年以上も昔、平安時代にまで遡ります。疫病が蔓延し、多くの人々が苦しんでいた西暦848年（承和15年）のこと。時の天皇であった仁明天皇が、年号を「嘉祥（かしょう）」と改め、6月16日に16の数のお菓子を神前に供え、疫病退散と招福を祈願したという故事に由来しています。この「嘉祥の儀」が、現代の「和菓子の日」のルーツとなっているのです。日本の長い歴史の中で、和菓子がいかに人々の生活に寄り添い、祈りとともにあったかがうかがえますね。

■和菓子は、実は体に優しいお菓子

「甘いものはちょっと控えめに…」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、和菓子は洋菓子と比べて、実は体に優しいお菓子だということをご存知でしたか？

和菓子の多くは、米や豆、季節の果物など、植物性の素材を中心に作られています。バターや生クリームといった動物性の脂肪分をほとんど使わないため、カロリーが控えめなものが多いのが特徴です。また、砂糖の量も洋菓子に比べて控えめに作られていることが多く、上品な甘さを引き出すために、ミネラル豊富な和三盆糖などが使われることもあります。

素材の持ち味を活かし、練り切りや羊羹、大福など、四季折々の美しい姿で私たちの目を楽しませてくれる和菓子。視覚的にも、味覚的にも、そして体的にも、心穏やかなひとときを与えてくれる、まさに日本の知恵が詰まったお菓子なのです。

■今日のデザートは、ぜひ和菓子を