■Epi.251　『素敵なマダムになるためのとっておきな秘訣』　今日は24節気『芒種』です｜私らしい「梅雨」の過ごし方　編

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今日は6月5日は「芒種（ぼうしゅ）」です。
「芒（のぎ）」とは、イネ科植物の穂先にあるトゲのような部分のこと。つまり芒種は、イネ科植物の種まきの目安とされる日です。現代では、ちょうど梅雨入り前後にあたる時期です。
今日は梅雨に向けての過ごし方のご提案をしていきます。

■24節気とは？暮らしに寄り添う知恵の結晶

「24節気」という言葉、耳にしたことはありますか？これは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに細分化した、約15日ごとの季節の移り変わりを示す言葉です。

昔の人は、この24節気を目安に農作業を行ったり、日々の暮らしのリズムを整えたりしていました。現代の私たちの生活も、太陽の動きや自然のリズムと無関係ではありません。24節気を感じることで、私たちは自然のサイクルに寄り添い、忙しい毎日の中に「立ち止まって季節を感じる時間」を持つことができます。

例えば、「今日はこんな日なんだな」と知るだけで、いつも見ている風景が少し違って見えたり、季節の移ろいに心が安らいだり。また、体調の変化に敏感になったり、日々の暮らしの中でちょっとした工夫をするきっかけになったりもします。

■芒種に、私を慈しむ時間をつくる

芒種は、いよいよ本格的な梅雨が近づいてくる頃。気候が不安定になり、体調を崩しやすい時期でもあります。こんな時だからこそ、ご自身の心と体を慈しむ時間を大切にしませんか？

【芒種のおすすめアクション】
• 五感を研ぎ澄ます「梅雨の散策」しとしと降る雨の中、傘をさして近所を歩いてみましょう。雨に濡れて輝く新緑、雨上がりの土の匂い、聞こえてくる雨音。いつもは気にも留めない風景に、新しい発見があるかもしれません。レインブーツや可愛いレインコートで、雨の日のおしゃれを楽しむのも良いですね。

• 温かい飲み物でホッと一息 じめじめした湿気で体が冷えやすい時期です。白湯や生姜湯、ハーブティーなど、体を温める飲み物で内側から温まりましょう。お気に入りのカップで、ゆったりとした時間を過ごすことで、心も体もリラックスできます。

• 「私だけの梅仕事」を楽しむ 芒種の頃は、梅の実が大きく育つ時期です。もし時間があれば、梅仕事に挑戦してみませんか？梅酒や梅シロップ、梅干し作りなど、手間暇かけた分だけ、日々の暮らしにささやかな喜びと豊かな香りが加わります。作る過程も、季節を感じる素敵な時間になるはずです。

• デトックスを意識した食事 体内に湿気がこもりやすい時期なので、消化の良いものや、水分代謝を促す食材を取り入れるのがおすすめです。キュウリや冬瓜、緑豆、ハトムギなどが良いとされています。旬の野菜をたっぷり使ったスープや煮物も良いですね。

■季節の変わり目に気を付けたいこと

梅雨の時期は、気温や湿度の変化が大きく、自律神経が乱れやすくなります。

• 冷え対策：室内はエアコンで冷えがちです。カーディガンやひざ掛けなどで調節し、体を冷やさないようにしましょう。
• むくみ対策：体内に水分が溜まりやすいため、むくみやすいと感じるかもしれません。軽いストレッチやマッサージで血行を促進しましょう。
• 心のケア：日照時間が短くなるため、気分が沈みがちになることもあります。好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、心安らぐ時間を持つことを意識してください。無理をせず、時には休息をとることも大切です。

芒種は、梅雨という恵みの雨が降り始める大切な季節。この時期だからこそ、心と体を丁寧にケアして、自分らしい梅雨の過ごし方を見つけてみませんか？ 24節気を暮らしに取り入れて、心豊かな毎日を過ごしましょう。

本日も最後までご覧くださりありがとうございました。
ご参考になさっていただけると嬉しいです。

皆さま本日も笑顔あふれる１日をお過ごし下さいませ。

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