*【素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣】 春のお彼岸から季節を楽しむ上生菓子 編


■Epi.71 春のお彼岸から季節を楽しむ上生菓子 編

皆さま、ごきげんいかがでしょうか。

 【素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣】をお届けします。

 

 お出かけ前に読めるボリュームの記事で書いています。

 

 第71回目のテーマは『春のお彼岸から季節を楽しむ上生菓子 編』をお伝えいたします。昨年の9月にもご紹介しましたが、春のお彼岸の時期に合わせて一部修正してお送りいたします。

■お彼岸とは

お彼岸は春分の日と秋分の日を中心に前後7日間をさし、先祖を偲ぶ期間となります。

「彼岸」とは仏教用語で「岸の彼方」と書きます。

春分の日が3月20日なので、彼岸の入りは3月117日で彼岸明けは3月23日となります。

 

仏教でいう「岸の彼方」といえば・・・

 

 

そう、三途の川の向こうなので極楽浄土の事です。

極楽浄土は西にあるとされているので、春分、秋分の頃は太陽が真東から出て真西に沈む事から極楽浄土がくっきりと見えると言われています。

 

 

この事から

彼岸は最もあの世と心を通わせることが出来る期間ということで、先祖の供養をする大切な仏教行事となっています。

 

■「ぼた餅」と「おはぎ」の違いは

見た目も全く同じお餅なのに呼び方が違うのはなぜ?と思われたことはないですか?

実は全く同じお餅ですが、その時期によって呼び方が違ってくるのです。

 

 

春彼岸には「ぼた餅」

秋彼岸には「おはぎ」

このお餅を仏前にお供えするのが一般的ですが違いは

 

春から夏にかけて咲く「牡丹」、秋に咲く「萩」から来たものだと言われています。

 

ぼた餅、おはぎ共に小豆の餡を使います。

小豆と言えば赤い食べ物。昔から赤は邪気を祓うと言われており縁起が良いです。

春には種をまき、秋に収穫するという五穀豊穣の願いも込められていると言われています。

 

■季節を楽しむ上生菓子

先日 七尾市にあります老舗和菓子店『御菓子処 花月』さんにご縁がありお伺いした時の事です。

※御菓子処 花月さんは明治29年に創業され124年も続く和菓子店です。

 

こちらで上生菓子をいただいた際に気が付いたのですが、季節のお花を形どり上生菓子にされている事から、季節を先取りにして目でも味覚でも楽しむのは日本独特の文化だと感じました。

 

洋菓子ですと、お花はなく自然を形に表すものが多いのでは。。。

例えば、マドレーヌ→貝の形・モンブラン→山の形

 

上生菓子も季節や自然の現象を表すものも多いと思いますが、洋菓子に比べて圧倒的に季節に合わせて期間限定で作られています

 

菜の花を表した上生菓子・菜種の里

蕾の桜を表した・稚児桜

雪割草を表した・雪割草

先日お店に並んでいたのが

・菜種の里・・・菜の花を形どったとても緑鮮やかな御菓子でした

・稚児桜・・・蕾の桜の花を形どっています。蕾を稚児になぞらえるところもとても可愛らしく、子どもの成長とまだ開かぬ桜の花という想像がつきます。

・雪割草・・・能登には雪割草の群生地があり、昨年お花の時期ではありませんでしたが眺めが良いということで案内をしていただいた記憶があります。まさに、今の時期が雪割草の季節です。可憐な雪割草を表現されていました。

 

お彼岸の話に戻りますが、もちろん春のお彼岸用のぼた餅も季節限定で発売されるそうです。あんこがたっぷりと使われたぼた餅は邪気を祓うと言われる赤い小豆が用いられているのでそのような意味でも味わいたいですね。

そして、

ぼた餅・・・牡丹

おはぎ・・・萩の花

というように、こちらも季節のお花を表しています!

 

これらを頂けるのは1年のうちでもこの季節だけ。

そう思うと季節が変わるたびに、和菓子店に足を運んで変わりゆく季節を知り季節のお花と共に愛でながらいただくという事も忙しく季節の移ろいすら忘れてしまっている日常を立ち止まって見つめなおしたいとも思われました。

 


皆さま本日も笑顔あふれる1日をお過ごし下さいませ。

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