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クリスマスランチ会で日本と海外のマナーの違いをお話しました

限定16名 満席でのクリスマスランチ会を開催いたしました。


クリスマスの雰囲気漂うラグジュアリーホテルにて

地上29階から快晴の金沢市内が一望できる個室にてみなさまにお集まりいただきました。

お食事の前にマナーのミニセミナーでお話をさせていただきました。


■グラスに付いた口紅はぬぐってはいけません

グラスに口紅が付いてしまった時、よく見かける光景があります。

それは、指でその口紅を拭う所作です。
私はその所作を目撃すると思わず「あ!」っと声が出そうになります。

 

日本では茶道の所作から来ているのではないかと思うのですが、グラスの飲み口を口紅などで汚してしまった時それが同席している方に見栄えが悪く失礼に当たると思われその汚れを取るために指を使って落とす行為をされます。(茶道では1つの器の飲み口を清める意味で自分の飲み口を指で拭うと聞いたことがあります)

 

ですから、その行為はみなさん当たり前にとても良いマナーだと思われている方が多いです。

 

でも、海外ではその行為はとても失礼な行為やあなたの身に危険が及ぶかもしれない行為なのです。

グラスの飲み口を指で拭う行為はどのような意味で捉えられるかと言いますと、「女性が男性を誘う行為」とみなされます。ですから、そのような事をされると不快に思われる方もいらっしゃいますし、もし、海外のバーなどでそのような行為をしていたらあなたは男性を誘っている・声を掛けて欲しいというサインを出していることになるのです。

 

先ほど申しましたように、海外旅行中にそのような行為をワインなどを飲むごとにされる女性をお見掛けすると思わず「ハッ!」っとしてしまいます。

 

 

でも、日本人だったら口紅をグラスの飲み口につけっぱなしのほうがやはり同席されている方に不快な思いをさせているのではないかと心配される方もいらっしゃると思います。そこで、私は知り合いの女性の海外出身の方に質問をしてみました。そうすると意外な答えが返ってきたのです。

 

その時の会話

私:「海外ではグラスの飲み口を指で拭う行為は良くないと捉えられていますよね?」

 

友人:「はい、そうです。」

 

私:「女性から見てグラスの飲み口に口紅が付いていると不快に思わないの?」と聞くと

 

友人:「全く思わないわよ。逆にセクシーに感じるから全然平気だよ!」

 

と、驚きの答えが返ってきました。

 

 

そもそも、今から食事をするのに口紅たっぷりつけてお店に行くこと自体NGですよね。それでしたら、食事をする前に余分な口紅をティッシュオフして落ちにくくするか、口紅を控えめにしておくことをお勧めいたします。

もし、グラスに口紅やお料理の脂が付いてしまい気になる方は遠慮なくお店の方に交換をお願いしましょう。


■OKサイン、トルコでは違う意味でした

みなさまはOKサインを使われることはありますか?このジェスチャーはとても便利ですよね。

言葉が通じなくてもこのジェスチャーをすれば自分の意思表示ができます。

 

トルコを訪問した際に現地のガイドさんに教えていただいたお話のご紹介です。

 

トルコ国内のあるレストランで新人ウエイターのA君が日本人観光客の料理の注文を聞きに行った時の事です。

A君は田舎から出てきたばかりで英語も日本語も話すことができませんでした。

また、A君が対応することになった日本人観光客も日本語しか話すことができませんでした。

お互い共通の言葉で意思の疎通ができない状態でしたが、指差しなどでその日本人観光客は無事に注文をすることができ、A君も注文の確認をジェスチャーを交えながらしていました。

 

注文も無事に通り一件落着かと思っていたのですが、A君が何故かショックを受けているのです。

そこで、レストランのオーナーがA君に何があったのかを尋ねるとその原因が分かりました。

 

A君が現地の言葉で「この料理で良いですか?」と1品づつ確認を取っている時、その日本人観光客の方は「合っている」のジェスチャーでイラスト左側のOKサインで答えていたのです。実はトルコではこのOKサインを男性に向かってすると「あなたはオカマですか?」と聞く行為になるそうです。ですから、A君はずっと「オカマ」だと言い続けられてショックを受けていたのでした。

トルコでのOKサインはイラスト右側のGoodサインだったのです。

 

このようにして、日本では当たり前のことが海外ではそうでは無いことがたくさんありますとお話をさせていただきました。私もまだまだ、経験は浅いですが毎回海外を訪れる旅にその国の文化を理解すると共に改めて日本の文化や伝統を知る機会が多く更に深く知り、多くの方にお伝えをしていきたいという思いが強くなってきました。マナーとは国籍・人種を問わずお互いを理解し尊重すること、同席した方が不快な思いをされず心地良く過ごしていただくための知識だと私は思います。

これからも、少しづつではありますが経験を重ねていきたいと思います。

クリスマスランチ会で提供していただいたのは中華をベースとし、現代風にアレンジしたお料理です。

まさに、今回のクリスマスランチ会のテーマにピッタリの内容になりました。
マナーも古い伝統やしきたりをしっかりと捉え理解をしたうえで、今の生活スタイルに合わせてアレンジも必要になってきているのではないかと思っています。

ご参加の皆様へはささやかながら私からクリスマスプレゼントとでポーセラーツで作ったクリスマスオーナメントをご用意いたしました。

また、お楽しみ抽選会はポーセラーツ教室の陽子先生のご厚意で素敵な蓋付の小物入れとアクセサリープレートをご提供いただき私が絵柄をデザインしてお作りしたものとトルコのお土産他アロマグッズを合わせてもれなくお渡しできたことに感謝いたします。

 

今後もみなさまが参加されて楽しかったと言っていただけるような会を催していきたいと思います。